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2008年8月24日 (日)

オリンピックの中華

ここしばらく世の中ではオリンピックというのをやっているらしい。しばらく前から商業化著しいオリンピックはどうも気持ち悪くて私の興味の範囲外にあるのと、ここ数年は基本的にテレビを見ない生活になってしまっているので、今年のオリンピックは全然見ないでしまっていた。先日、「江南」に寄った時に奥に置いてあるテレビで競技を放映しているのを食事しながらちらっと見た程度である。

そんなオリンピックだが、開催地が北京ということもあって、中華街ではお店によってはいろいろやっているようだ。

ここしばらく歩いている感じでは、中華街全域でどーんとオリンピックを盛り上げるというほどのことはなくて、せいぜい垂れ幕や横断幕がある程度に見える。あとはお店の方で個別に企画をたててやっているようだ。

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萬福大飯店の店頭では特別コースの表示が出ていた。6周年記念も兼ねているようで、10月末までやっている模様。コースの内容を見ると、元の価格が7800円というのはほんとかな、という気もするが。ま、この辺は食材の品質次第である。

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珠江飯店では「五輪炒飯」と銘打った企画をやっていた。「金」「銀」「銅」の3種の炒飯を出している。「銅」は通常メニューにある普通の炒飯で、これは食べたことがあるが結構おいしい品だ。お店が大箱なので、作ってくれる人や時間帯によるブレがそれなりにあるのだが、大当たりの時はびっくりするほどおいしかった。価格は1200円と通常の炒飯を考えるとちょっと高め。ちなみに珠江飯店と同じグループの菜香市場通り店で食べると、さほど変わらないものがもうちょっとだけ安く食べることができるはず。

「銀」はフォアグラとサーロインを使った炒飯で、3800円らしい。そして極めつけの「金」はまるごと伊勢エビが乗っていて、5800円。縁起物とはいえ、かなりの価格だ。よほどお好きでお金が余っている方じゃないと手が出ないだろう。

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珠江飯店の属する菜香グループはかなり早くから北京オリンピック向けに企画を準備していたようだ。2007年6月には「北京に挑戦」とかいう看板を出し始めていたし、2007年9月には菜香新館の店頭ディスプレイに北京オリンピックのマスコットなどが出ているのを見かけた。

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均昌閣では「北京オリンピック記念 お饅頭プレゼント」というのが出ていた。1980円以上のセットメニューを注文した人に肉まんかあんまんを1個プレゼントするというもの。今月中くらいはやっているようだ。

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大珍樓本館で一瞬だけ見かけたのだが、ビールかソフトドリンクのサービスもやっていた。ただ、これはほんとに一瞬だけ見かけてその後見かけていないので、かなり期間か時間を限定しているサービスだったのかもしれない。

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そんな中、平日昼間に中華街を歩く機会があったのだが、「オリンピック記念スペシャルランチプレート」なるものを見かけた。場所は獅門酒楼。価格は840円と他のランチメニューよりは高めとはいえ、十分射程内のお値段だ。さっそくお店に入って食べてみた。

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これがオリンピック記念スペシャルランチプレート。左上がマンゴーと海老の変わり揚げと叉焼、左下がワンタンのピリ辛ソース掛け、右上が牛肉とイカのオイスターソース炒め、右下が本日のスープ。これにご飯とザーサイ、杏仁豆腐が付く。ランチプレートにスープも乗っているのがちょっと違和感があったが、たぶん全体に料理を乗せようとすると品数を増やして値段を上げなくてはいけないので、こうしているのだろう。

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スープはキクラゲと卵のとろみスープ。よくランチに出てくるようなごく普通のおいしいスープだ。

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ワンタンのピリ辛ソース掛け。最初見た時、水餃子かなと思ったのだが、ワンタンだった。ピリ辛ソースはそれほど辛くもない。薄い皮に具がみっちり入っている。これもおいしいが、味としてはあまり印象に残らなかった。

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牛肉とイカのオイスターソース炒め。かぼちゃやパプリカ、タケノコ、枝豆なども一緒に炒められていて、意外に具だくさん。こってりオイスターソース風味でご飯に良く合っておいしかった。牛肉も柔らかくて火の通りも十分でアツアツ。少量の炒め物は作る方も大変だと思うが、おいしくできていた。カボチャがなかなかポイント高かった。

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マンゴーと海老の変わり揚げ。海老のすり身とマンゴーの果肉をしその葉で包み、さらに春雨のように細い衣で包んで揚げたもの。この手の揚げ物はへたくそが作ると油を吸ってべったりになってしまうのだが、こちらのものはきちんと揚げて油を切ってあるのでしゃりっと歯触りが軽く実においしかった。熱されたマンゴーの果肉はかなり熱くなっていて、勢いよくほおばると口の中をやけどしそうになるので注意。写真では見えないが、容器の底にマンゴーピューレと青唐辛子を使ったと思われるさわやかに辛いタレがあって、これをつけて食べてもまたおいしい。叉焼も柔らかくておいしかったが、このタレをつけて食べるとまた一段とおいしかった。ランチメニューでこういう品が食べられるというのは「スペシャル」ならではという気がする。

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最後に杏仁豆腐。寒天パリパリじゃなくて、少しもったり気味に作ってある品で私はこの味が好みだ。夏の暑い日にこういう品はとてもうれしい。

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と、平日ランチとしては少し高めだが、実に幸せなランチだった。ただ、残念なことにこの店は丸テーブルで喫煙者と相席になるとかなりつらい思いをする。料理が来るまで1~2本、食べ終わってまた1~2本なんてやられるとたまったものではない。今回の相席者はまともな人たちだったので助かったが、喫煙者が来てこのおいしい料理を台無しにしてくれませんように、とビクビクしながら食べていたのだった。この店も早く禁煙か分煙をして欲しいなあ。

あと、今回のスープは普通のとろみスープだったが、獅門酒楼は日によっては冷製スープを出してくることもある。ある日に出てきたのは、じゃがいもとにんじんを使った冷製スープだったのだが、その日は暑かったこともあって、すばらしくおいしく感じられた。今回のランチプレートのスープがこれだったら、最高だったのに。この点がちょっとだけ残念だった。

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このランチプレートはいつまでやっているかは不明だが、もし見かけたら、たまには目先の違うものでも、と食べてみるのも悪くないと思う。

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コメント

ここのランチメニューはかなり気にして見ているのですが、やはり見逃しているんですねェ…。
気づいていませんでした。

今週は注意して見回ります。

投稿: 酔華 | 2008年8月24日 (日) 18時09分

オリンピックメニュー、今週もやっているといいですね。
逃すと次は4年後?

獅門酒楼は時々さりげなくおもしろいものが出てくるのでいいですね。
そういや、要予約ですが、精進料理のコースもあるようですよ。

投稿: 本須 | 2008年8月24日 (日) 19時46分

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