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2009年5月 3日 (日)

連休の中華街で大切なこと

GWの中華街も5/3に入って本格的に混雑が激しくなってきた。この時期の中華街はまさに戦場。今回はこの戦場を生き残るために必要なことについて書いてみることにする。すでにGWに突入してしまっているため、実はもう手遅れな話も含んでいるのだが、そこはまあ11月の連休の時にでも役立てていただきたい。

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【自分が何をしたいか明確にしておこう】

まず、中華街に行って自分が何をしたいのかをはっきりさせよう。単に、観光地で人混みにもまれて流されてみたいのだったら別にどうでもいいのだが、料理店に入って何か食べる際に期待することがあるのだったら、あらかじめそれをはっきりさせておこう。ガイド本、Webサイトなどを見て、どういう店があるのか、自分はどういうタイプの店でどういう料理を食べたいかについて、あらかじめ方向性を決めておくことが肝要である。これができていないと、超混雑状態の中華街のまっただ中で人混みに流されながらお店を選択しなくてはいけなくなる。たいてい、善隣門から入って中華街大通りの半分も歩かないうちに疲れてしまって「もうどうでもいいから、とにかくどこかに入ろう」とばかりにキャッチーな目に付く看板が出ているお店とか、呼び込みが激しいお店になんとなく入ってしまい「こんなはずではなかった」と撃沈するパターンに陥ってしまう。とにかく、そもそも自分が何を望んでいるのかを行く前からはっきりさせておこう。料理店だけで200店以上あるのだから、一通り全部見て回ってからその場で考えるなんてどだい無理なのだ。

【お店の候補を絞り込んでおこう】

GW期間のようなとんでもない混雑の中で、歩き回って店頭の写真や看板を見た上でその場でお店を選択するなんてことはよほど慣れていない限り無理だと思った方が良い。ある程度自分の要求に合致しそうなお店をあらかじめ絞り込み、リストアップしておくことが重要だ。予約をしないのなら、予備を含めて3~5店舗は候補に挙げておいた方が良い。本命のお店に振られて即撃沈というのはあまりにも悲しい。また、その3~5店舗の場所はあらかじめマップで調べておくこと。本命の店に振られたら、即座に次の店に向かえるだけの機動力は持ちたい。

お店の候補を絞り込む際にはガイド本やWebサイトを使って調べることになると思う。しかし、ガイド本はどういう名前の店がどの辺にあって、店が売りたがっている料理は何か、程度しか分からないと思った方が良い。おいしいかどうかとか、店の雰囲気とか総合的な満足度については、利害関係の無い人が書いたWeb上の口コミ記事の方が参考になるだろう。その場合も、同じ店について複数の人が書いたものを比較し、自分の好みに近そうな人の記事を参考にした方が良い。私個人の経験上は、ガイド本が店の満足度を推し量る上で役に立ったことは一度たりとも無い。

行きたいと思ったお店がマスメディアによく出てくる店の場合、相当な行列になることを覚悟しよう。マスメディアからの情報を見て、あなたと同じことを考えている人は世の中にたくさんいるのだ。この時期の中華街は最悪2時間待ちくらいあり得ると思って良い。以前見た例で言うと、20名くらいしか入れないお店に100名近く並んだことがあった。1回転30分と短めに考えたとしても2.5時間待ちの計算になる。そこまでして並んで食べる価値がある店なのかどうかはよく自分の胸に手を当てて考えていただきたい。

【日取りはなるべく連休の前半で】

連休の早いうちに行くことを考えよう。連休後半ともなると、年に数回というレベルの高負荷状態のお店の人は疲れてくる。出てくる品の品質もベストの状態からは少しは変わってくるだろう。仕入れ状況にもよるが、食材が切れてきてお目当ての品が品切れということもあるかもしれない。連休の後半はそのようなリスクが高まることを考慮して、早めの日取りでスケジュールを組もう。連休初日なんかが比較的狙い目である。連休直前の夜なんかも悪くない選択肢だ。


【可能なら予約をしよう】

大体5人以上(4人用テーブル1つからはみ出す人数)でこの時期の中華街に出かける場合、予約は必須だと思った方が良い。ものすごい混雑の中、それだけの人数が歩き回りながら店を選択するなんて無茶である。ある程度の予算(5000円/人くらい?)が取れるならあらかじめ予約を取っておくことをお勧めする。また、予約した時間は厳守すること。予約の時間に遅れるということは、その間他の客を待たせたまま席を空けておくことを意味するため、キャパの小さな中小規模の店は客の遅刻による機会損失をとても嫌っていることを認識しておくべきである。予約時期は来店日の1ヶ月前くらいがベスト。年間で最も混雑のひどいこの時期はそれくらいの余力を持って予約を入れた方がいい。特に料理内容などに特別なリクエストがある場合は、時間的余裕が無いとお店も対応できない。

【先手必勝、開店直後を狙おう】

予算的、人数的、店の都合等の理由で予約が無理な場合、フリで店に入るしかなくなるのだが、そういう場合は機動力が重要である。早朝から開店しているお店を別にすると、大体開店時間は11時から11時半というところが多い。連休中は開店直後から大体15分程度でほぼ店内が満杯になると思った方が良い(大箱を除く)。早めに行動して早めに店頭に到着し、お店の1回転目で席につくことができるようにしたい。これを逃すとあとは当面並ぶしかない。次のチャンスは15~16時といった食事としては半端な時間帯くらいしか残っていないだろう。ただし、この時間帯も飲茶目当ての客で埋まる可能性があるので、点心を売りにしている店ではこの時間帯も並ぶ羽目になることを覚悟しないといけない。

機動力という観点から考えると、予約しない場合には連れに小さな子供もしくは普通に歩くのがままならない老人を含めるのは厳しいということになる。殺人的な混雑となるこの時期にベビーカーを転がして突入するというのも避けた方がいい。配慮の必要な連れがいるにもかかわらず予約できない場合は、連休をはずすか、来店を半端な時間にずらすか、中華街に行くこと自体を考え直すという判断も必要である。

【即断即決、迷いは敵だ】

あれこれ迷ってうろうろするのはやめよう。入ろうと思ってリストアップしておいた候補店のどこかに入れそうだったら「他の店の様子を見てから決めよう」なんて思わず即入ろう。多分別の店を見てから戻ってくる間にその店は埋まってしまい、行列に並ぶしかなくなってしまう。

店に入る前から、あらかじめ食べることを決めていた品があったら、店員さんが水やおしぼりを持ってきてくれた時点ですぐ注文を入れよう。満杯になった店内ではゆっくり品を決めてから店員さんを呼ぼうとしてもなかなか捕まらないことが多いし、特に1回転目の客はお互いほぼ同時にスタートしているので、注文が遅れると品が出てくるまでかなり待たされることがある。こういう点でもあらかじめの下調べが重要だ。

【車で行くのはやめた方が・・】

連休中ともなれば、中華街の周辺でもなんらかのイベントを行うことがあり得る。へたすると交通規制で渋滞に巻き込まれる。渋滞を突破しても、今度は駐車場が満杯で入れない。駐車場の空きを待つ車列がずらっと並ぶ姿を見るのもこの時期の特徴だ。で、そこまでしてなんとかたどり着いた中華街で1回転目の客に出遅れて行列に2時間待ちなんてなったら目も当てられない。なるべく公共交通機関を使うことをお勧めしたい。とはいっても、この季節はそちらも相当混雑しているだろうけど。

あと、中華街内に車で乗り入れるのは自殺行為である。極力あの界隈に車で近づかないようにすることをお勧めする。時々迷ってしまって、人で満ちあふれている関帝廟通りに入ってしまう車を見かけるが、クラクションをバンバン鳴らして歩行者を押しのけながらノロノロ走る様子は無様だし、歩行者から白い目で見られるドライバーも気分は悪かろう。

【行くのをやめることも考えよう】

最強の選択肢である『連休は行かずに済ます』ということも考えてみよう。ほんとにこの連休中でないと中華街に行く機会が無いのだろうか。次の週の土日でも良かったりしないだろうか。わざわざ一番混雑し、一番品質が落ちやすく、満足度が下がりやすいこの時期に中華街に行くことがあなたの満足のために必要なことなのだろうか。ぜひこのことをよく考えてみていただきたい。

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【まとめ】

結局、お勧めしたい行動パターンは以下のような感じになるだろう。

  1. 連休中はすっぱり諦めて、連休をはずした日程に変更する。これ最強。
  2. ある程度の人数、ある程度の予算を確保して、中~大規模店舗に1ヶ月前くらいに予約を入れておく。予約した時間のちょっと前に店に到着し、行列を尻目に店に入って楽しく過ごす。これは比較的良いやり方。
  3. あらかじめ食べたい店と食べたいものをリストアップしておき、2~3人の少人数で機動力を生かし、開店直後を狙ってお店に入る。さっさと食事を済ませ、お腹を満たしてから中華街見物をのんびり行う。これは事前準備と行動力に自信のある人向け。
  4. 混雑することがまず無いが十分おいしいと分かっているお店をあらかじめ頭に入れておき、その場の状況に応じて柔軟にターゲットを切り替える。これは上級者 向け。というか、これができるほど場数を踏めるなら、わざわざGWに中華街に行くこともなかろうという気もするので万人向けではない。

個人的には2番目が最も無難かなという気がする。ともあれ、中華街に行ってみたががっかりだった、なんて連休にならないようにがんばっていただきたい。

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コメント

ホンと、戦場ですね。
私は、お祭り気分を味わいに(笑。
食事はやめて、町内端のお店でお茶だけに。
駐車場の件、この時期野球の日も鬼門です。
相変わらず例のバス専用Pは1台も停まっていませんね。

投稿: ふ゛り | 2009年5月 3日 (日) 23時20分

ワタシ、実は週末によく車で中華街に出かけているのです。
たまたま北門近辺の駐車場を使っているせいか、とくに駐車場所に困ることもなく今まで来てしまいました。
連休と野球が重なる時期も、とくに痛手を負わずにきています。
ひょっとしてとてもラッキーだったんでしょうか?

しかしこの週末の混雑は凄まじいものでしたね。すごい!通勤ラッシュ時の新宿駅みたいな状態!!
ヘタレのワタシは善隣門の向こう側を遠目に眺めただけで、すばやく西門方面に逃走してしまいました。
『楽園』がどうなっているか気になったのですが、たったそれだけでも門をくぐる気になれず・・・。
インフルエンザ騒ぎなどであれでも人が少ないほうなのだろうか・・・と思うと、一旦終息したこれからの連休が大変なことになりそうではあります。


投稿: アリーマ | 2009年5月 4日 (月) 00時09分

★ぶりさん

ほんとにGWの中華街は戦場です。
戦死しない一番いい方法は戦場に行かないことなんですよね。

私もこの季節は混雑ウォッチをしたら穴場のお店で手早く食事を済ませて
早めに撤退することにしてます。


★アリーマさん

駐車場は場所を選べばなんとかなるのかもしれませんね。
昨日は公衆トイレ近所の駐車場に待ちがずらっと並んでました。

今年の混雑ですが、土曜日はかなり歩きやすかったです。
でも、日曜日から例年並みになってきました。
Y150と野球のコンボは豚インフルより強かったようで。

あと「楽園」ですが、復活していつも通りに動いているようです。

投稿: 本須 | 2009年5月 4日 (月) 08時10分

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