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2010年9月23日 (木)

混ぜ麺・冷や麺(2)

さて、2回目。冷やし中華系に続いて、冷やし麺系である。

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冷やし麺系に分類しているのは、主に冷やし中華から具材やタレをかなり変えたタイプである。

(冷やし麺系)

まずは「中華飯店」のネギ冷やし中華、800円。葱叉焼和えそば系の品だ。特徴的なのは一番上に乗った温泉卵で、少しきつめのタレがこれでマイルドになっておいしい。葱と叉焼はちょっとピリ辛風味に和えてある。これ単独よりはビールと一緒の方がより楽しめるかもしれない。

A03___800

「接筵」のトマト麺、840円。トマトスープに麺を入れ、キュウリとレタスを大量に乗せ、さらにカットトマトベースのタレを乗せた品。お好みで辛いソースも入れて食べる。

A06a___840

ここまで来るとほとんどパスタ料理。トマトの味と酸味がかなり強く感じられる品だった。

A06b___

「廣東」の冷やし鶏ネギそば、800円。この品についてはあちこちでレポートされているのであまり付け加えるべきものは無いのだが、やっぱり塩&鶏味のふるふるコラーゲン入りタレが独特であると言えよう。タレの丁度良い塩気と旨み、そして具材の蒸し鶏の柔らかいこと。実に良い塩梅の品である。もうちょっと刺激が欲しい時には、辛いタレがちょっと付いてくるのでそれを付けて食べる。

A08__

「北京飯店」のイベリコ豚の冷やし坦々麺冷しゃぶ風、1260円。担々麺風のタレの上に麺を乗せ、その上に具材が積んである。具材は、もやし、イベリコ豚のしゃぶしゃぶ、ネギ、チンゲン菜。普通に美味しいが、値段が値段なのでかなり割高に感じる。分量も少なめ。

A13___3

「東林」の雲白冷麺、980円。ごまだれの上に麺を乗せ、その上に具材が積んである。具材はキュウリの薄切りに豚肉のしゃぶしゃぶ。

B02a___980

基本的に麺の上に雲白肉を乗せたような品で、肉にかかっているタレがおいしい。にんにくが結構効いていて、かなりはっきりした味付けになっている。こちらも量は少なめ。メニューには大盛というのもあるのだが、軽く1000円越してしまうのでそちらを注文するのは躊躇してしまうのだった。

B02b___

「心龍」の海鮮冷やしサンマ麺、750円。これは今年食べた中でかなりおもしろい品だと思った。醤油ベースのタレの上に麺が乗り、上に具材が積んであるのだが、具材は、レタス、ピーマン、ニンジン、タマネギ、イカ、海老。最後に胡麻が振られている。イカは飾り切りしてからさらに細切りにしたような感じで、サンマー麺のもやしに見立てているのではないかと思われる。サラダ麺のような食感の中に柔らかいイカの感触が混じってとてもおもしろい味わいになっていた。

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同じく「心龍」の冷やしスモーク鴨麺、800円。上の海鮮冷やしサンマ麺から海鮮を抜いて、トマトと鴨肉を並べた品である。味付けは基本的に同じようだ。

B08___800

「大三元酒家」の葱冷麺、840円。レタスを盛ってタレをかけ、その上に麺と具材を乗せたような品。具材は葱と叉焼。葱と叉焼自体には濃い目の味付けがされているのだが、ベースのタレはもうちょっと軽い。結局全部かき混ぜて食べることになるのだが、結構良いバランスでおいしかった。

B09___840

「杜記別館」の四川冷麺、680円。これは2010年のバージョン。前の記事にも出てきたのでこちらでは詳細は省略。

B12___680

「重慶茶樓」の粉チーズ入りフレッシュトマトの汁なし担々麺、850円。担々麺風のタレの上に麺が乗り、具材はレタス、トマト、肉味噌、たまねぎ、香菜。そして粉チーズがふりかけてある。

B14a___850

ほとんどパスタみたいな味わい。料理としてはちょっといじりすぎかな、と思った。

B14b___

「一楽」のパイコーのせ冷やし担々麺、1050円。まずは2009年バージョン。こちらは衣固めの大きな一枚肉を揚げたものがどっかりと乗っている。

A01___1050

そしてこちらが2010年バージョン。肉は排骨らしい衣に変わり、タレもラー油が足されたようだ。味付けとしては2010年タイプの方が好みだった。肉は2009年くらいのボリュームがあった方がうれしい。

B22___1050

「龍城飯店」の冷やし担々麺、500円。具材はきゅうりにネギ、肉味噌、紅生姜。そして担々麺風のタレがかかっている。例によって見た目チープだが、これが結構おいしかった。特に肉味噌が健闘している。相変わらず500円にして十分な内容で、この店のワンコインランチはあなどれない。近くに煙を吐くヤツがいなければ、これで十分満足して店を出ることができる。

B23___500

「北京」の油淋鶏冷麺、1000円。このお店のウリである油淋鶏が冷やし麺の上にどっかりと乗っている品。他の具材はレタスとトマト。

B27a___1000

上に乗っている油淋鶏はウリにしているだけあって、とてもおいしい。そして下の麺のタレはちょっと辛味強め。残念なことにこれらが一緒になると、あまり合わない気がした。全然別の料理が上下になっている印象。油淋鶏を乗せるのだったら、麺の味付けはピリ辛にしなくてもいいんじゃないかと思った。辛いのは基本的に好きなのだが、これはなんかちょっと違う。

B27b____

「天外天」の四川風冷やし中華、980円。いかにも四川風な風貌。具材はキュウリ、クラゲ、叉焼、蒸し鶏、海老。そして真っ赤なタレがたっぷりとかかっている。タレには胡麻やニンニクもたっぷり入っている。結構辛いがおいしい。もうちょっと安ければ言うこと無いのだが。

B28___

「客満堂」のバンバンジー冷麺、780円。これは見た目通りの品。具材はキュウリと蒸し鶏。そこにバンバンジーソースがかかっている。残念なことに麺の水切りが甘かったらしく、麺が水っぽかった。

B30___780

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以上、こちらも15品。冷やし麺系になるとバリエーションが一気に増えて、なんでもありになりがちである。でも、あまりいじりすぎると何を食べているのか分からなくなるので、ほどほどのアレンジが肝要なのじゃないかな、と思うのだった。今回の中では「心龍」の海鮮冷やしサンマ麺が最もおもしろかった。料理の名前からこうなるとは全然予想がつかなかった。

さて、次回は「微温系・湯麺系」をお送りする予定である。

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コメント

桃源邨は評価対象外?

投稿: アリーマ | 2010年9月23日 (木) 22時22分

★アリーマさん

桃源邨は2年前のシリーズでもう書いてますよ。
今回は、前とはなるべくダブらないようにしてます。

投稿: 本須 | 2010年9月23日 (木) 22時56分

なんだか・・ここと探偵さんのとことをじっくり見ちゃうと、そのデータベースに圧倒されて・・ 自分で中華街を語っちゃいけない気になるんですが・・・ それでも 懲りずに描きますけどね・・ww

投稿: maruto082 | 2010年9月24日 (金) 23時03分

★maruto082さん

中華街の料理店は220店ちょっとあるのですが、
それらを週1~2回で全部回るだけで2~4年かかります。

季節ごとに変わる品々、日替わり週替わりのランチを考えると、
予算のことはさておいても、全容を把握するのは絶望的です。
お腹は1つしかないのですから。

ですので、このブログ1つで書けることなんて、ほんの氷山の一角です。
気にせずそちらもバンバン書いて下さい。

投稿: 本須 | 2010年9月25日 (土) 09時07分

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