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2011年1月29日 (土)

うんら

酔華さんのところの記事で、銅鑼をいっぱい並べた楽器の話題が出ていた。コメントしようとしたらURL付のコメントが通らないようだったのでこちらにメモっておく。

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酔華さんのところの記事では「連銅鑼」と書いてあったのだが、それで検索しても「連ドラ」ばっかりひっかかってなかなかその実体が分からない。

が、いろいろ見てみると、こういう名前がついていることが判明。

「雲鑼」

この名前で調べてみると、ようやくいろいろ引っかかってくる。

china.org.cnのサイトでは「中国の民族楽器」という項目があり、そこに10個構成の写真と説明が出ている。銅鑼の数は10個だったのが、その後増えていったようである。

楽器図鑑のサイトでは「ユンルオ(雲鑼/うんら) 」という名前で出ている。そこの画像は酔華さんの記事に出てきた写真にそっくりだ。

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演奏例も探してみる。「雲鑼」で検索してもなかなか見つからないのだが、それらしきところをあちこち覗いてみると、いくつか見つかった。

中国共産党建党83周年の演奏会の動画(YouTube)ではオーケストラ編成の後ろに大量にそれらしきものが並んでいる。こういったオーケストラ編成時の打楽器として活躍しているようだ。こちらの動画(YouTube)でもオーケストラ編成の後ろに10個構成の「雲鑼」がある。単体での演奏例はちょっと見つからなかった。

日本国内で探してみると「坂田古典音楽研究所」というところで中国古典音楽のミニ演奏会をやっており、合奏で使う中に「雲鑼」がありそうだというところまでは分かった。この辺の関係者なら演奏方法を含めていろいろと情報を持っていそうだ。ちなみに演奏会の開催場所はお茶の水の湯島聖堂だった模様。

しかし、Webページを見る限りでは2009年6月で演奏会の案内が止まっているので今でも演奏会をやっているのかどうかは不明。元々冬は開催しないもののようだが。

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と、ネットでざっと調べる程度だとこの辺が限界。あとは横浜中華街パーキング協同組合の調査結果を待つことにしよう。

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【2011.2.6追記】

国内のCDで雲鑼を使っているものはないだろうかと探してみたら、以下のものが見つかった。

打楽器通信」 吉原すみれ

この中の「朝のまがりかどまがれ」という曲に雲鑼が使われているようだ。曲の譜面もネット上に出ていて、こちらの1986年のところに載っている。

なお、このCDは横浜中央図書館に所蔵があり、地下1階の音楽映像ライブラリで聴くことができるようである。ただ、現代音楽っぽい曲らしいので聴いておもしろいものかどうかは分からない。


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雑文」カテゴリの記事

コメント

さすがは本須さん。
横浜中華街パーキング協同組合の方も訳アリげな様子でしたので、何か出てくる事は無いかもしれませんが、謎めいた繋がりもこの街らしくて良いと思います。

投稿: ふ゛り | 2011年1月29日 (土) 17時15分

★ぶりさん

湯島聖堂でやっていた演奏会も興味のあるところですが、
今もやっているか不明ですし、これ以上の情報はなかなか
出てこないかもしれませんね。

投稿: 本須 | 2011年1月31日 (月) 23時54分

さすがですね。よく調べてくれました。
中華街パーキングからお礼として、
1日無料駐車券でも贈呈されてもいいくらいですね。
昔、神奈川県民ホールで中国民族楽器を使ったオーケストラの演奏会があり、
聴きにいったことを思い出しました。
あのとき、もしかしたら同じものを見ていたのかもしれません。
写真がないので不確かですが・・・

投稿: 酔華 | 2011年2月 2日 (水) 08時30分

★酔華さん

そちらのコメントに書いてしまうつもりだったのですが、
中国ドメインのURLではじかれてしまったようなので
こっちにメモってしまいました。

いろいろ調べてみると、雲鑼は京劇にも使われているようですね。

投稿: 本須 | 2011年2月 3日 (木) 00時37分

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