信濃屋跡
先の記事で酔華さんから指摘のあった「信濃屋」について昔の資料を発掘してみた。
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元々、中華街大通りに「信濃屋」という八百屋があった。場所は今の「王府井」の隣である。かなり「王府井」の立ち食いには悩まされていたようで、店頭に水を撒いたり、ポールで店の境目をはっきりさせたり、野菜のオブジェを吊したりして立ち食いをなんとか防ごうとしていたようだ。下の写真は2011年5月頃のものである。
2011年6月には結局閉店。今ではこの位置にパワーストーンだったかのお店が出ている。
一方、南門シルクロードの「留仙閣」と「熊猫飯店」の間にはこちらの倉庫があった。日中はシャッターが閉まっているのだが、早朝6時くらいだとシャッターを開いて作業をしているところを見ることができた。
それが2012年6月頃に動きが無くなり、テナント募集の表示が出るようになった。
そして、2013年2月に八百屋が開業。
写真を見ても分かるように「信濃屋」のロゴが店頭から消えている。あと、子供服のようなものも置いてあり、どうも「信濃屋」を継承したお店では無さそうである。最近では甘栗売りも店頭に出ており、この先どういう方向に向かうのか全く予想が付かない不思議なお店なのだった。
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コメント
なるほど…
信濃屋の文字がないですね。
で、その跡地に同業の八百屋…
不思議だ…
投稿: 酔華 | 2013年2月10日 (日) 21時20分
★酔華さん
単純に前の冷蔵設備をそのまま居抜きで使えたので、
八百屋が入居した、ということなのではないかと思います。
投稿: 本須 | 2013年2月10日 (日) 23時36分