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2021年7月10日 (土)

中華街は遠きにありて想うもの

辺境で仕事をするようになってから1年に1回しか更新しない当ブログだが、しばらく前にココログから、今後は1年以上放置したら凍結してやるからな(意訳)、というようなメールが届いた。

仕方が無い。何か書くことにしよう。

 

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何年か前から、主に地方の拠点で仕事をするようになってから中華街に行く機会が激減していたのだが、コロナがはじまってからは激減どころかゼロになった。辺境なのでコロナ感染者は首都圏に比べて圧倒的に少ないのだが、それは逆に感染したら地域内で目立ってしまい、あたり一帯に自分の職場も含めて知れ渡ることを意味する。これは避けたい。

仕事は少人数で回しており、誰かが感染したらもうアウトというくらいリソースがカツカツなので、リスクを増やさないように宴会はもちろん外食も控えている。食べ歩きが趣味だった者としてはこれ以上に無いシビアな環境である。

さらに、地方自治体からも不要不急の遠出をするのはやめて欲しい、特に関東3県に出向いたりすることはやめて欲しい、というメッセージが出ていることもあり、ここ1年半は県境を越えることすらしていない。なので横浜に近づくことすらできずにいる。一度、おいしい中華を食べないと気力が萎えて仕事に差し障りがあるので、横浜に行くのは不要不急ではないのだと主張してみたことがあるのだが、周囲の誰も同意してくれなかった。


そんなわけで、最後に横浜に出向くことができたのは2019年の年末頃だったか。この頃の中華街は相変わらずの人出で夏に大増殖していたタピオカ屋が冬に入って激減していた、というくらいの変化しか感じていなかった。それがまさか1年以上近づけない状態になってしまうとは。今どれくらいの店が生き残っているのだろう?早くワクチンを2回打ち終えて自由に出かけられる日が来ることを願ってやまない。今の接種ペースだと来年度くらいにならないと無理かもしれないが。

 

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【おまけ】

さすがに1年半もまともな中華に接することが無いともう仕事を引退して横浜に戻りたくなるので、費用がかさむことを承知でお取り寄せという手段に出ることがある。

これは南粤美食のちまき。1個1000円(送料別)だったと思う。これまで買ったちまきの中で一番大きい。

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小豆が大量に使われている。中華街のちまきで小豆を多用するのは同發も同じだったように思う。

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中を割ってみると、塩玉子と豚肉が顔を出す。干しエビとか干し貝柱の存在感はあまり感じ取れなかった。

03___

ちまきの好みで言えば、私はちまき屋さんのやつの方が好みかもしれない。あと、新橋のビーフン東のちまきもおいしいと思う。確かどちらも地方発送できたはず。ただし、ちまき屋さんはバックオーダー3ヶ月と聞いているのですぐ手に入れるのは困難だ。

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