僻地で食べるビャンビャン麺(風)
仕事の都合で横浜から離れて僻地に住まうようになり、もう5年を越えてしまった。数年前からはコロナのせいで関東に行くこともままならなくなり、地元の外食すら激減して中華料理とは縁遠い日々を過ごしている。
そんな中、僻地でも食べることのできたナショナルブランドのビャンビャン麺についてちょっとだけ記録を残しておこうと思う。
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3月頃だったか、日清の冷凍食品でビャンビャン麺が出ていることに気付いて地元のスーパーで買ってみた。価格は250円前後だったと思う。
袋には麺の写真が載っている。それなりの幅広麺のようだ。
レンジ調理後の写真がこちら。幅広麺に辛そうなソース、青菜が少々。
冷食としてはここまでの幅広麺はあまり見かけない。味の方はというと見た目通りのピリ辛味。花椒もそれなりに効いていて冷食麺としては十分においしい。
実物の麺と10円玉と比較。これまで中華街で食べたビャンビャン麺と比べるとさすがに細い。とはいえ、大量生産品の幅広麺はこの辺が限界なのだろう。あまり幅広だと調理不調などが出やすいだろうし。
最初、この品は短期の企画物かなと思っていたのだが、意外と息が長く、今でもスーパーで見かけている。それなりに売れ続けているようだ。
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さて、次は6月頃だったか、サンヨー食品のカップ麺でビャンビャン麺風というのを見かけたので買ってみた。こちらの価格は150円しなかったと思う。
中にはピロピロした感じの麺が入っていた。かなり昔、業務スーパーで刀削麺の乾麺を見たことがあったが、それに近い感じだ。
調理後はこちら。こちらも味はピリ辛。日清の冷食に比べると具が少ないのでやや物足りない。
10円玉と比較。これでもこの会社のカップ麺としては史上最大級の幅広らしい。
と、僻地で食べるビャンビャン麺はこのあたりが限界なのだった。ああ横浜が恋しい。
あと、カルディでビャンビャン麺の乾麺が出ているという情報も見かけたことがあるのだが、僻地にはカルディなんて素敵なお店は無いのだった。通販で取り寄せるという手はあるのだが、さすがにそこまでやる気にはなっていない。
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ちなみに、中華街で食べることのできたビャンビャン麺としては、2017年頃の「蘭州牛肉拉麺」の記録が残っている。
こちらがビャンビャン麺のメニュー。
この時は「辛口ビャンビャン麺」の方を食べた。超幅広麺に辛口ソース、肉味噌、香菜、チンゲン菜、もやし、という構成。
例によってしっかり混ぜて食べる。
麺の太さはこんな感じ。日清の冷食に比べると4倍近くありそうだ。さすがにこれをナショナルブランドの大量生産品で実現するのは難しそうだ。
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【おまけ】
同じく2017年頃、伊勢佐木町の方にも「鳳凰楼」というビャンビャン麺を出すお店を見かけていた。
結局、ここの品は食べずじまいだったのだが、まだこのお店は残っているだろうか?伊勢佐木町界隈のお店も割と改廃が激しいので見かけたときに食べておかないとそれっきりということがよくある。
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